広告代理店が絡むホームページ制作の悪質さ
「うちはSEOに強いです」「SNS連動も得意分野です」といった言葉は、打ち合わせの場ではごく当たり前のように語られます。しかし、具体的に何をしているのかを掘り下げて質問すると、途端に話のレベルが崩れます。「とりあえずブログを書いていけば検索に出ます」「インスタは定期的に投稿していきましょう」といった、もはや一般論ですらない曖昧な説明しか返ってこない。そこにキーワード設計もなければ、検索意図の分類もなく、競合分析や内部構造の話が出てくることもありません。
本来、SEOを語るのであれば、検索クエリの性質、ページタイプごとの役割分担、インデックスの最適化、クロールの制御、内部リンク構造といった具体的な設計思想が伴うはずです。しかし、そうした話題に触れられる代理店は驚くほど少なく、代わりに「記事を増やす」「更新頻度を上げる」といった量産主義だけが語られます。これはSEOでも戦略でもなく、単なる作業の放置に近い状態です。
SNS運用についても同様です。「SNSと連動させます」「集客導線を作ります」と言いながら、実際に行うのは投稿代行だけ。どの投稿がどの段階のユーザーに向けたものなのか、Webサイトへの流入後に何を期待しているのか、そうした設計は存在しません。フォロワー数やいいね数といった分かりやすい指標だけを見て、「反応は悪くないですね」と評価して終わりです。売上や問い合わせとの関係は、最初から測定されていないため、良いも悪いも判断できないのが実態です。
さらに深刻なのは、アクセス解析を正しく読める人材が社内にいないケースが非常に多いことです。Googleアナリティクスやサーチコンソールを「一応入れています」と言うものの、見ているのはアクセス数や表示回数程度。ユーザーがどこから入り、どのページで離脱し、どの行動が成果につながっているのかを説明できる担当者はほとんどいません。コンバージョンの定義すら曖昧で、「お問い合わせが増えたら成功」という感覚的な評価で話が進みます。
それでも代理店は、自信満々に「最新のデジタルマーケティングを導入します」と言い切り、請求書を出します。クライアントから見れば、専門用語が並び、横文字が多く、何となく難しそうに聞こえるため、「ちゃんとやってくれているのだろう」と思ってしまう。しかし実態は、体系的な知識もなく、仮説検証もせず、成果の定義すら曖昧なまま、時間と予算だけが消費されていく構造です。
問題なのは、これが単なる能力不足で終わらない点です。代理店自身が「分かっていない」という事実を自覚していないため、改善も学習も起こりません。むしろ、「クライアント側が理解できないのが悪い」「結果が出ないのは業界が厳しいからだ」と責任転嫁が始まります。その一方で、営業トークだけは洗練され、「今やらないと取り残されます」「競合はもう動いています」と不安を煽る言葉だけが巧妙になっていきます。
この状態を冷静に見れば、もはや健全な取引とは言えません。専門性があると偽り、実態のないサービスに高額な対価を請求し続ける行為は、倫理的に見ても極めて問題があります。成果が出ないことを前提としたビジネスモデルが成立している以上、「騙す意図はなかった」と言い逃れることも難しいでしょう。その厚顔無恥さは、詐欺と呼ばれても反論できない水準に達しています。
経営者がこの構造から抜け出すためには、「分かりやすい説明」や「感じの良さ」を評価軸にしないことが重要です。何を測り、何を改善し、どの数字を成果と定義しているのか。その問いに具体的に答えられない相手は、どれだけ自信満々であっても信用に値しません。デジタルマーケティングは魔法でもブラックボックスでもなく、論理と検証の積み重ねです。それを理解していない代理店に任せ続ける限り、結果が出ないのは当然なのです。
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